不妊治療に向き合うということ
「まさか、自分たちがこんなにも長く治療を続けることになるなんて──」
これは、私たち夫婦が5年間にわたる不妊治療のなかで、何度も口にした言葉です。30代後半で結婚し、30代を迎えたころから本格的に妊活を始めました。でも、自然妊娠は難しく、やがて不妊治療の扉を叩くことになりました。
不妊治療は、肉体的・精神的な負担もありますが、それと同じくらい重くのしかかってきたのが「お金」の問題です。タイミング法、人工授精、体外受精と段階を重ねるごとに治療費は跳ね上がり、気づけば総額500万円近くかかっていました。
本記事では、私たち30代夫婦が実際に経験した不妊治療の費用について、できるだけリアルにお伝えします。また、家計の不安から「お金の相談」をした体験もご紹介します。
不妊治療を始めようか悩んでいる方や、今まさに治療中の方にとって、少しでも参考になる情報になればうれしいです。
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5年間の不妊治療でかかった費用、総額はなんと約500万円
人工授精から始まった治療のステップと費用
初期段階では、タイミング法の指導を数ヶ月。その後、病院の勧めで人工授精(AIH)を試すことにしました。1回あたりの費用は**約2〜3万円**。結果が出なかったので、通算で6回ほど受けました。人工授精だけで**15万円〜20万円ほど**の出費です。
さらに、検査費やホルモン剤の投与、通院のたびの交通費など、見えないコストも重なっていきました。
体外受精・顕微授精の費用は予想以上に高額
人工授精では結果が出ず、医師の提案で体外受精(IVF)にステップアップ。ここから一気に費用が跳ね上がります。体外受精は1回あたり**約30万〜60万円**。採卵、受精、培養、胚移植という工程ごとに費用がかかり、顕微授精(ICSI)となるとさらに高額です。
私たちは体外受精・顕微授精をあわせて**10回以上**チャレンジしました。1回の費用が高いため、トータルで**約400万円以上**に。
通院費・薬代・検査費などの見落としがちな出費
– 血液検査:1回5,000円前後
– ホルモン剤注射:1本2,000円〜3,000円
– サプリメント代
– 病院までの交通費・駐車場代
これらが積み重なり、年間にすると**50万円近く**になることもありました。これが5年間続けば、それだけで**250万円近く**。本当に「ちりも積もれば山となる」です。
費用がかさむ中で感じた「お金の不安」
預金が減っていくストレス
「このペースで続けて、本当に生活していけるのか?」
そんな思いが日に日に強くなり、治療への前向きな気持ちすら、影を潜めるようになっていきました。
治療継続か?一時中断か?葛藤の日々
費用だけではありません。通院や薬の副作用、結果の出ない不安も重なり、「一度、治療をやめた方がいいのかも」と考える日もありました。
お金の話が、夫婦の会話の中心に
自然と、私たち夫婦の会話の中心は「お金」になっていきました。でもある日、私が思い切ってこう言ったのです。
「お金のこと、プロに相談してみない?」
そこから、私たちの家計との向き合い方が大きく変わっていきました。
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「お金の相談」が夫婦の安心材料に
ファイナンシャルプランナーに相談してみた
無料相談サービスを利用し、家計の状況や支出の内訳を整理。お金の流れが可視化され、未来の選択肢が見えてきました。
保険の見直しで得られた安心感
不妊治療にも一部カバーできる保険があると知り、保険の見直しで通院費の一部がカバーされるように。
お金の話は恥ずかしくない。相談してよかった理由
「もっと早く相談しておけばよかった」
そんな気持ちになったからこそ、自信を持っておすすめしたいです。
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今、不妊治療を考える人に伝えたいこと
治療の「見えない出費」にも備えよう
小さな出費が積み重なるのが不妊治療。最初から多めに予算を組むことで、心のゆとりが生まれます。
お金のことは専門家に相談するのが近道
お金に関する悩みは、**「話して整理する」ことが第一歩**。自分たちでは見えなかった改善点がきっと見つかります。
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おわりに:治療とお金、両方に向き合うためにできること
不妊治療に取り組むすべてのご夫婦が、心穏やかに前を向けるように。
そして、必要なときに必要なサポートを受け取れるように。
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